| オーバークロック動作に挑戦するということは、場合によってはCPUやマザーボードを動かなくする可能性があることを理解して、数万円を捨てる覚悟を決めてから挑戦してください。いずれにしても経験が身になることは確かですが、責任は自己にある事を理解してから挑戦するようにしてください。
|
| PCを自作すると言う事は、メーカー製ではなかなかいじれない設定も操作できると言う利点があります。この事を利用して、CPUの定格外動作に挑戦することが出来ます。
|
| 通常CPUなどの電子部品は、メーカーが規定する動作条件があり、その範囲内で保証される動作定格があります。CPUなどの電子部品は、定格で確実に動作させるためのある程度のマージンを取っています。そのマージンを見越して限界の性能まで引き出す事が出来ます。これがCPUの場合、オーバークロック動作です。このマージンはかなり幅があり、通常の仕様条件でも1倍から2倍近くまでありますので、俗にいう「当たり」のものでは定格の倍近い動作が出来ます。
|
|
|
|
設定
|
| システムクロックは、マザーボードの全体の動作を規定するクロックで、現在市販されている多くのチップセットでは、FSB(FrontSide BUS)と呼ばれる、チップセットで制御される周辺機器の動作クロックと同じになりますので、システムクロック=FSBとなり、多くの人はその基準動作クロック周波数をFSBと呼びます。
|
| CPUの内部クロックは、システムクロック×倍率で決まります。このシステムクロックか、倍率を上げることによりCPUの内部クロックをあげる事が出来ます。システムクロックをあげる事は、拡張スロットやバス速度も同時に上げますので、同じCPU動作クロックでも倍率を変更するよりも速くなります。しかし、周辺機器のマージンも問題になりますので不安定になる要因が増えます。
|
| 逆に倍率の変更でCPU動作クロックを上げた場合は、システムクロックはそのままですので、周辺機器は保証動作の範囲内にあり、CPUの安定を図るだけですむと言う事で、いくらか安全になります。
|
| しかし、最近のSlot1、Socket370のCPUは基本的に倍率の変更が出来ませんので、システムクロックの変更で行うしか方法がありません。オーバークロック動作に挑戦する考えがあるならば、システムクロックの設定の多いものを選んでおいた方が良いでしょう。
|
| Socket7系のCPUは、システムクロックでも倍率変更でも、オーバークロック動作を試す事が出来ます。それでも設定できるシステムクロックは多い方が便利でしょう。
|
|
| 定格外動作は、メーカーも絶対に保証しませんので、CPU内部で信号が不安定になり、CPUの破損にもつながる可能性があります。もし壊れても誰も責任を取ってはくれません。
|
|
| しかし、やるなと言われるとやりたくなる方もいますし、数万円の損失を恐れず、よりさらなる速さを求める方もいます。(私もそうかも.......)
|
|
ここから先に紹介するクロックアップは、そういった方だけお読みください。このクロックアップの一例で起きた損害に付いては、当方はいっさい責任をとりませんのでご注意を。
|