自作パソコン組立講座 2003年版

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はじめに  組立の基礎知識 ケースについて  マザーボードについて CPUについて

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■サウンドカードについて

 

サウンドカードとはOSやアプリケーションなどの音声情報ををスピーカーやアンプに音声信号として音を発生する、簡単に言えば音を鳴らす為のものです。パソコン自作に関して、このサウンドカードはなくても問題はありませんが、ゲーム用途やアプリケーションなど音がないと寂しいものがあります。

仕様用途により、マザーボードのオンボード機能で十分な場合や、音楽作成では高額なオーディオカードを使用する場合もあります。

 

 

サウンドカード関連リンク

 

組立王検索リンク内サウンドカード

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組立王ドライバ&メーカーリンク−サウンドカード

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サウンドカード博物館

 

 

■サウンドカードの選択

 

  • とりあえず音が出ればいい。
  • 音にお金をかけたくない。

マザーボードのオンボード機能や、バルク品のサウンドカードなどで十分かと思います。バルクのサウンドカードでは、コスト面や、汎用性などクリエイティブのサウンドブラスターシリーズが王道ですね。5.1チャンネル対応の物ですとSound Blaster Live! 5.1 のバルク品で5千円前後です。ゲーム用途にも十分ですね。


  • 多少お金がかかってもいい音で楽しみたい。ゲーム用など。
  • ホームシアター環境をPCで。

SOUND BLASTER AUDIGY 2 シリーズや、Crystal製Voyetra Turtle Beach SANTA CRUZや、PHILIPS Acoustic Edgeシリーズなどがゲームやホームシアターなどのサラウンド機能など人気があるようです。価格帯も12000円〜15000円くらいです。ゲーム用途では、EAX2.0に対応した物がいいかもしれません。やはりサウンドブラスターシリーズが無難なのでしょうか・・・。


  • パソコンで音楽製作をしたい。
  • 高音質での録音など。ソフトウェア音源を使いたいなど。

とりあえずオーディオカードを選択しましょう。各社から色々な製品が出ていますが、ポイントとしては、レイテンシーの小さい物、状況によっては、外部ユニットで接続できる物。(これは1Uラックなどに搭載したり、のちのち配線が複雑にならないようにしたり、余計なコンピューターノイズを防ぐ為です。)

低価格な物ですと、EGOSYSTEMSのAudiotrak Prodigy192 や、M-AUDIOのDELTAシリーズDELTA Audiophile 2496などが25000円〜3万円くらいで購入できます。M-AUDIO製のものはドライバもしっかりしていてレイテンシーも小さくお勧めです。

10万円程度の物ですと、M-AUDIO DELTA 1010や、ECHO LAYLA24、RME HAMMERFALL DSPシリーズなどが定評があります。このクラスになるとメーカーや搭載DSPチップなどで音質ががらっと変わりますので、文字だけで説明するのは無理です・・・(^^;お店で聞き比べてみるしかないですね。

 

 

ワンポイント

 

海外サウンドカードの中には付属の配線では国産のスピーカーに直接繋げることが出来ない場合もありますので、購入する前に確認しましょう。(体験談w)

よくパソコンを組み立てた後音が出ないという場合がありますが、大抵の場合イージーミスが多いです。繋げた場所をよく確認しましょう。スピーカーへは「ラインアウト」。ラインインは録音などで使用、Auxiliary(AUX)は外部入力(通常CD-INとしてサポートされる入力)。OSコントロールパネルの音声用のコントロールパネルでミュートがされていないか、スライダーはきちんと上がっているかチェックしましょう。

ドライバも最新の物にしましょう。(一概にも最新の物がいいとも言えませんが・・・)

ゲーム用途にはEAX2.0に対応した物を使用すると臨場感が高まります。ゲームにもよります(EAX2.0対応ゲームなど)。

 

 

サウンドカードとオーディオカードの違いとは?

 

サウンドカードとは元々低負荷でゲームやアプリケーションなど音声を伴う作業で音を出力する用途が主な働きでした。技術力の進歩により、ホームシアターレベルの5.1サラウンドやドルビーデジタル、AC3など複数のスピーカーやアンプなどに接続する物や、USB接続の物も出てきました。

オーディオカードはサウンドカードのように音を発生させる用途として登場したわけではなく、元々は、パソコンを使っての録音作業の効率化を図るものとして登場しました。パソコンでの録音や、CPUを使って音を発生させるソフトウェア音源などはレイテンシーと呼ばれる「音声信号の遅れ」を小さくするのが目的となっていましたが、最近のオーディオカードはビットレートや、対応周波数、高価なDSPチップ搭載など高音質設計の物が主流となっています。

サウンドカードでも録音出きるじゃないかという方もいるかと思います。確かに簡単なマイクピンジャックを使用しての録音などもありますが、モノラル入力の物も多い上に広帯域での録音には向いていません。特にDTM(デスクトップコンピューターミュージック)や、本格的な録音作業では外部ミキシングコンソール(ミキサー)などに接続する場合にもピンジャック端子では出力不足になる場合もあります。いざ録音作業の時にもレイテンシーの影響で作業がはかどらない場合もあります。

結果的に音を出力するのが目的であれば、サウンドカードを。音を高音質で入力するのが目的であればオーディオカードということになります。もちろん高価なオーディオカードは音の出力も高音質ですが・・・。逆にオーディオカードでは、ゲーム用途には向いていません。高音質の処理にはその分処理も重くなり、軽快なゲーム用途ですと音の遅延になる上、逆にCPUへの負荷がかかり結果的にゲーム処理も遅くなってしまいます。

 

 

コンピューターミュージックでのワンポイント(余談)

 

私も職業柄、パソコンを使用しての作曲家ですので、これまでに得た情報を書いて置こうと思います。

某BBSでもいろいろ討論されていましたが、自作PCでの音楽作業はnForceチップのアスロンマザーが好評のようです。昔はVIA製チップセットは不具合が多く色々叩かれていましたが・・・。

ソフト音源、ソフトエフェクトなど多用する場合はCPUを、ソフトウェアサンプリング音源を多用する場合はメモリ&HDDの強化が効果的です。アプリケーションにもよりますが、Logicシリーズ(Win版は製造終了)やCubaseSXなどではDualCPUも効果が期待できるようになりました。以前は大した効果はありませんでしたが・・・。

OS用のHDD、録音媒体用のHDDは別々に分けた方が効果的です。(パーティション分けではなく)特にソフトサンプラー使用時は効果があります。昔は一台のHDDでパーテイション分けで高速な外側はデーター用、中はOSやアプリケーションなどにしていましたが、OSが壊れてしまったときなどデータを守る為にもHDDは分けた方がいいと思います。

USB接続オーディオについて。ローランド製はお勧めできません。未だにドライバが不安定で、録音時にノイズの原因となることが多いです。VIA製チップとの相性も未だに悪いみたいです。ノートPCなどですとM-Audioの物がドライバの性能もよく、不具合も少ないと聞いています。

オーディオカードを選ぶ時は「何ビット録音ができる」、「対応周波数は」、「SN比が100dbを越えてる」などといった物に注目するよりも、搭載DSPの質(エフェクトなどに影響。とくにコンプレッサーなど)、レイテンシー(ソフト音源で大きく影響。演奏するならこれが小さくないとお話になりませんので・・・)、ドライバの性能(どんな高価なカードを買ってもこれがきちんとしてないとお話になりませんので・・・)。特に実際の録音ではビットレートの大きな物や周波数の大きな物はその容量も大きくなり、処理も重くなりますので作業効率が悪くなってしまいます。結局は使用するアプリケーション次第なのですが・・・。

パソコンで音楽をやっている方なら聞いたことがあるかもしれませんが「Giga Studio」いわゆるサンプリング音源ですが、RME社のカードがなかなかいい評判だと聞きました。DELTA Audiophile 2496で使用していましたが、PCだと演奏は出来ますが、録音は困難です・・・(><;

 

 

サウンドカード用語

 

DSP

AC3

5.1chサラウンド

DVD-Video

EAX2.0

サンプリング周波数

 

 

 

 

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