自作パソコン組立講座 2003年版

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はじめに  組立の基礎知識 ケースについて マザーボードについて CPUについて 

メモリについて ビデオカードについて サウンドカードについて 

 

■ケースについて

 

ケースとは、マザーボードや、電源、他のパソコンパーツを収納するものです。電源がセットになって売られている場合がほとんどです。電源が別で売られている場合もありますので注意が必要です。ここでは、電源が登載されたケースの説明をしていきます。

PCケース専門店CaseManiacさんの「いいケース とは?」のコーナーを参考とさせていただきました。 いろいろと探しましたが、やっぱりありますね〜。PCケースを極めたお店です。静音パーツなどもあります。ケースの価格の参考にもなります。

 

 

ケース関連リンク

 

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ケースを選択する

 

ケースの種類にもさまざまなものがあります。初めてケースを買うとき、どういう基準で買うのでしょうか?

単純に見た目がかっこいいもの。なるべくスペースを取らないよう小さ目のサイズのもの。とにかく安いもの。いろいろあるかもしれません。

しかし、まずこのケース選択は、組立パソコンの第一歩目と言ってもいいでしょう。慎重に選択することをおすすめします。ケース選択について以下のようにまとめてみました。

 

 

大まかなケースの種類

 

ミドルタワー型 一般的に一番売られてる形です。拡張性とメンテナンス製、バランスの取れた形です。
フルタワー型 ミドルタワー型よりも更に大きい型のものです。ドライブ等を収納する5インチベイの数などもミドルタワーより多くなっています。
マイクロタワー型 省スペースタイプの型となっています。マザーボードもそれに合わせてmicroATX規格となります。拡張性は低くなります。

 

 

どんなケースがいいのか

 

どんなケースがいいケースなのか、それは人それぞれ、パソコンを何に使いどの程度生活の上で活用するのかにより変わってくると思いますが、ケース選択の注目点は次のとおりとなります。

  • 自分の選択したマザーボードが収まるのか
  • ドライブベイの数はどれくらいあるのか
  • 放熱性はどうなのか
  • ケースの工作の精度はどうなのか
  • どんな電源を登載しているのか
  • ケースのメンテナンス、作業性はどうなのか
  • そして最後にデザインはどうなのか

 

 

自分の選択したマザーボードが収まるのか

 

これは、冗談ではなく実際にマザーボードが装着できないと、かなり真っ白になります(^^;

特に気をつけなくてはいけないのが、マイクロタワー型のマザーボードと、ミドルタワー型のものと規格が違うということです。ATX規格のものと(フルタワー型、ミドルタワー型)microATX規格(マイクロタワー型)のものがありますので、きちんと確認しましょう。

 

 

ドライブベイの数は

 

実際にお店や、お店のホームページなどで確認できる数字の一つに、この「ドライブベイの数」があります。ドライブベイには大きく分けて二つの大きさ、5インチサイズと3.5インチサイズがあります。

5インチサイズには、CD-ROMドライブ、CD-RWドライブやDVD-ROMドライブ、外付けのHDDや、外付けのドライブ類を登載します。

3.5インチサイズには、フロッピーディスクドライブや、MOドライブなど。

ケース内部の3.5インチシャドウベイには、ハードディスクドライブを主に装着します。

標準のミドルタワーの構成では、5インチベイ×3、3.5インチベイ×2〜1、3.5インチシャドウベイ×2となっています。メーカーなどによって多少異なってきます。

チェックポイント

ここで、購入していざ組立作業というところまで来て失敗してしまいそうな注意点があります。

それはドライブベイの位置です。ドライブベイや、シャドウベイが4つ登載されているとしても、その位置が悪いと大変な思いをすることになります。

実際にケースを開けてみると電源ユニットのすぐ下の方や、物理的にドライブが収まらない、ケーブルなどが届かない、挿す事が出来ないなどなど。この辺は組立時を想像しながら選ぶことになりますが、組み立ててみて初めて気が付く点ではないかと思います。

パーツの種類もさまざまで、「このケースのドライブベイの構成が完璧だ」という物はおそらく存在しません。ですが、事前に自分の購入したパーツをよく確認することで回避できることもありますので、この辺はよく注意して購入しましょう。

 

実際にドライブ類を装着してみると非常に窮屈な思いをする場合もあります。また、窮屈な場所に高速のハードディスクドライブなどを登載したとき、熱により誤動作の原因になる場合もあります。

はじめのうちは、必要のない空きドライブベイも、パソコンを使っていくうちにいろいろと付けることになるかもしれません。例えば、最初はCD-ROMドライブだけですが、そのうち、CD-Rドライブや、DVDドライブ、外付けHDDなどを追加する。などです。

そういう場合のためにも、ドライブベイの数に余裕のあるケースを選択しましょう。

 

 

放熱性はどうなのか

 

最近はCPUなどの高速化、HDDの高速化に伴い「熱」が問題になってきています。「熱」が出てくるとどうなるのでしょう?

人間ですとまず具合が悪くなってきますが、パソコンも同じです。精密機械は熱が天敵です。どんなに性能のいいパーツを登載していたとしても、この「放熱」をおろそかにすると、パソコンの誤動作や、ハングアップ、不安定な起動となっていきます。

そこで、ケースにはケースファンという物が付いていて、風を送ることにより熱を吐き出します。高価なアルミケースなどはアルミ自体の熱伝導率が高いので、筐体自体に熱を放出する 効果があります。

ケースファンの種類は大まかに二つあり、フロントファン(ケースの前に付いてるもの)と、リアファン(ケースの後ろについてるもの)があり、それぞれフロントファンで外部の空気を吸引し、リアファンで熱を吐き出す仕組みになっています。

ファンの数も多いほど空冷性も高まりますが、それに比例して騒音も出てきます。中には、静音設計のファンや、空冷に特化されたファンなどさまざまなものがあります。

ケーブル類も空冷の妨げになる場合もありますので、なるべくスマートケーブルなどを採用されたケースをおすすめします。メンテナンス作業もしやすくなりますよ。

 

 

ケースの工作の精度はどうなのか

 

高価なケースはいったいどの辺がその値段相応なのか?

実際にお店などで高価なケースの値段を見て思ったことがあるかもしれません。なんとなく高級感がありどっしりとしてるように見えます。

高価なケースと安値で売られているケースの違いは、その工作精度の違いと言われます。

工作精度の違いはどこで出てくるのか?

それは、各部品などの立て付けの善し悪しです。家やマンションでも安価なものですと、その作りも大雑把になり、ドアがきちんと閉まらない、振動でギシギシ言う。などなど。

ケースでも同じことが言えます。きちんとネジが締まらない、ドライブがきちんと収まらない、ファンの振動で騒音がうるさい。などなどです。

実際に動作時の騒音はここから来ることも多いはずです。CDドライブが回転しだすとやたらとうるさくなるなど体験した方もいるのではないでしょうか。

この辺もやはり値段相応の作りになっていますので、耐震性、静音性を考慮して選択していきましょう。

 

 

どんな電源を登載しているのか

 

登載されている電源ユニットも重要な要素となります。電源の性能は、電源容量、静音性といったところが挙げられます。

電源容量は、一般的には、250W〜300Wとなりますが、通常使用ですと300Wで十分となります。追加でドライブ類や拡張ボードなどつける場合は、350W以上はほしいところです。電源供給も安定したパソコンの起動には欠かせない要素ですので、しっかりと選択しましょう。

品質や耐久性に定評のある信用のある有名メーカーなどを選択するのもいいでしょう。

電源メーカー DELTAENARMAX(英)Seasonic(英)Seventeam(英)星野金属製-WiNDy Official Shopオウルテック(代理店)

 

電源にも騒音はつき物です。ファンの回転数を可変し、マシンにあまり負荷が かかっていないときは静かになる、という電源もあります。静音電源のケースもありますので、考慮しておきましょう。

 

 

ケースのメンテナンス、作業性はどうなのか

 

こちらもケース選択時の重要な要素となります。高価なケースほどメンテナンス性にも優れている物が多いようです。

例えば、3.5インチベイが外せる、マザーボードベース(マザーボードを固定している板)の取り外しが可能、ドライバレスネジ(ドライバーを使わなくてもネジを回すことが出来ます)などがあります。

ドライブ類を登載する時は、左右のネジを止めなくてはならない場合、ケースの片側を開ける際、非常に面倒な作業になる場合もありますが、ドライブベイごと外すことにより、作業が楽になります。マザーボードベースの方も同じです。

頻繁に開け閉めをすることになる組立作業では、こういったケース側の工夫により、作業が楽になります。この辺もケース選択のポイントとして覚えておくといいですよ。

 

 

デザインはどうなのか

 

そして最終的に行き着くところがこれでしょう。

結局のところ、組立が完成してしまうと視覚的に楽しめる要素はCPUでもなくマザーボードでもなくケースということになります。そして、各パーツは財布の中身に関係ないとして、交換は容易ですが、ケースだけはそうは行きません。これから長い間ベストパートナーとして活躍することになるかもしれません。そして、視覚的に一番オリジナリティーの出るところでもあります。

やはりどんなに数字的に性能のいいケースでもデザインが気に入らなければ飽きというのも来てしまいます。ケース自作という話も聞きますが、ここはやはり長く使うという意味もこめて自分の気に入ったデザインのケースというのも外せない要因だと思います。(散々説明してきて何ですが・・・)

 

 

Pentium4 /Athlon対応

 

CPUにPentium4やAthlonを選択を考えている方は、Pentium4対応や、Athlon対応などかかれたものを選択しましょう。

 

 

とにかく安いケースを選択したい場合

 

ケースの種類や値段など、ピンからキリまでありますが、安いケースでも、静音の工夫や放熱の工夫などあとあとカスタマイズすることが出来ます。例えば、とりあえずデザインや、拡張性、値段の安さで選び、後々静音の電源に交換や、静音設計のケースファンへの交換など。工夫次第でカスタマイズも可能です。ちょこちょことお金がかかりますが・・・。

しかし、ドライブベイの数や位置などはどうしようもない場合がほとんどですので、この辺は慎重に選択しましょう。

あと、使用目的にもよりますがたくさんのドライブ類や、パーツを登載することが予想される場合は、電源容量も大きめのものを選択した方がいいかもしれません。

組立王検索内>PC自作関連>静音

PriceGAZ内ケース ケース価格表

 

 

とにかく性能でケースを選択したい場合

 

冷却性、静音性、軽さ、メンテナンス性、いろいろとケースにも性能を求められますが、パソコンの安定性、拡張性を高めるためにもケースにもこだわりが必要なのかもしれません。

ケースには、スチール製のものとアルミ製のものがあります。アルミ製のケースは高価なものですが、放熱性の面では高い効果を得ることが出来ます。CPUや、HDの高速化による放熱は、これからも大きな問題となってくるかと思います。もし、CPUや、HDを将来新しく高速なものに交換することになった時熱の問題もついてくる事だと思います。

熱を外に出すには、ケースファンを使うことになりますが、そのファンの数などによっては今度は騒音の問題が出てきます。高価なアルミケースにはそういった問題も考慮されているものが多く、静音性に優れた製品も多いです。

アルミケースの利点として軽くてメンテナンスがしやすい構造になってるというのもあります。この辺もいろいろとカスタマイズしたり長く使うことになると外せない要因になるかもしれません。

後はやはり見た目でしょうか。スチール製とはまた違ったかっこよさと高級感があります。

フロントパネルに外部端子のポートがついてるものもあります。この辺は、USBポートや、ヘッドフォンなどを使う場合大変重宝します。

電源ユニットも別で購入の物がおおく、この辺もパソコンの使用目的に合わせて選択できるという利点もあります。電源容量も安定したパソコンの動作に影響してきますので、後々のことを考えて選択しましょう。

最後にまとめますと、アルミケースにはスチール製のものにはない価格相応の利点があるということです。

Cooler Master

ソルダムオンライン WiNDyシリーズなど

 

 

ちょっぴりおすすめケースメーカー

Cooler Master

その重厚感、性能、メンテナンス性、空冷、静音設計と至れり尽くせりのケースです。が、お値段もなかなかです・・・。

フリーテック・ジャパン

デザイン性、省スペース性で人気があるみたいですね。ただ、小さいですので登載するパーツにご注意を。

星野金属製-WiNDy Official Shop

お店でも良く見かける目立つケースですね。こちらもなかなかお値段は張りますが、デザインと性能のバランスがいいです。私もほしいです・・・。

 

 

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